■ 概 要 ■
国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノチューブ実用化研究センター 兼 CNT複合材料研究拠点(TACC)【研究センター長 兼 拠点長 畠 賢治】 林 正彦 特定集中研究専門員、友納 茂樹 招聘研究員らとサンアロー株式会社【代表取締役社長 時宗 裕二】(以下「サンアロー」という)とは共同で、樹脂母材と同等の衝撃強度(靭性)を維持したまま、高温でのより優れた機械的強度や高い形状保持性、均一な導電性を付与したスーパーエンジニアリングプラスチック ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)と多層カーボンナノチューブ(CNT)の複合材料を開発した。
この技術は複合化の際の混練成形手法を改良したもので、導電性が同程度であるPEEK/CF(炭素繊維)複合材料に比べて大幅に靭性が向上し、導電性と靭性を両立する実用的なPEEK複合材料を作製できる。自動車・航空機などの金属部材を代替できれば、軽量化による省エネへの貢献が期待される。
なお、この技術の詳細は、2020年1月29日~31日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるnano tech 2020 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議で紹介される。

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