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加飾

Decoration

加飾

加飾


・加飾とは、モノに意匠性や機能などの価値を付加する技術で、「塗装」「金属蒸着」「印刷」などが存在する。
・サンアローでは樹脂部品だけでなく、ゴム・フィルム部品への加飾技術も保有。

蒸着・スパッタ

蒸着とは、真空中で金属原料を加熱し、蒸発させることで気化した原料が部品に付着して金属膜を形成するしくみです。
スパッタとは 「スパッタリング法」と呼ばれており、アルゴンガスに電気を通してイオン化させたガス粒子を金属原料に衝突させる事で原料から原子・分子が弾き出されて、それが基板部品に付着して金属膜を形成する成膜方法です。
古くからある「メッキ」技術に変わる「ドライメッキ」と言われていて、製造時の環境負荷を低減した比較的新しい技術です。どちらも樹脂部品の表面に金属膜を成膜することで、高級な金属部品のような外観を与える用途に多く使われています。
当社では抵抗加熱式の真空蒸着設備、内製のスパッタリング設備を保有しています。不連続蒸着の対応も可能であり、電波透過仕様やハーフミラー仕様なども対応可能です。

 

塗装

樹脂などの表面に塗料を吹き付ける加飾技術です。一般的な塗装だけではなく、高級感を演出する高輝度メタリック塗装、パール塗装などの比較的難易度の高い塗装も行います。また、最終工程でハードコート処理を行う事で塗装面が摩耗する事のないよう保護します。
一口に塗装と言っても、吹き付ける対象物である樹脂や塗料の種類により相性があります。適切な材料の組み合わせでなければ、色ムラ、剥がれなどの不具合を発生させてしまう原因にもなり得ます。当社では数多くの経験と塗料知識がございますので安心してご相談ください。また、樹脂だけではなくシリコンゴム部品への塗装も対応可能です。

印刷

インクを、対象物である部品に任意の形状で印刷する技術です。当社では主にスクリーン印刷、PAD印刷に対応可能であり、平らな形状への印刷は「スクリーン印刷」、凹凸のある部品への印刷は「PAD印刷」を行います。樹脂部品、シリコンゴム部品、ガラス部品、フィルム部品などの多彩な基材への印刷実績があります。基材に合わせて適切なインクを選定する技術も必要です。
また、自社開発の導電シリコーンインクを製品へ印刷することにより、塗布部分に導電性を持たせる事が出来ます。様々な印刷技術を持つ当社ならではの対応力が他社との違いです。

ホットスタンプ

樹脂部品の裏面に、金属箔を熱で転写して金属感を付与する加飾技術です。透明プラスチック製のキーボタンの裏からホットスタンプをする事で、金属光沢の優れた高級感ある装飾が得られ、金属箔を転写する前後工程で印刷と組み合わせることでカラー鏡面、光透過性・光遮光性を持たせることが出来ます。携帯電話のボタンに多く使われた技術です。

レーザー加工

塗装や印刷技術と掛け合わせることで、部品に文字や模様などを加飾します。塗装により色のついた部品にて文字など一部だけバックライトで点灯させるなどの加飾が可能になります。樹脂、ゴム部品で対応可能。当社では特殊設備を保有しているため、白塗装に対するレーザー抜き加工も可能です。

 

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