かつて、サンアローは携帯のキーシートを主力製品として製造しておりました。
そこで培った一貫生産体制は、現在においても様々な製品の製造基盤として継承されています。
一貫生産体制とは製品を製造する際、全ての工程を一社で対応する体制のことを言います。
サンアローでは、シリコーンゴムや樹脂製品の基本的な製造工程である 設計－成形－加飾－品質管理といった工程を全て自社で行う事が出来ます。
さらには、樹脂×ラバーのような異素材の接着・接合技術やフィルム加工等、応用的な技術も持ち合わせております。
そのため、特殊な仕様であっても当社で一貫生産対応出来る可能性があり、その点がサンアローの一貫生産体制の特徴と言えます。
製造工程別に複数の会社へ発注を行うと、発注した会社毎にコミュニケーション面でのコストや労力がかかるといった懸念があります。
ですがサンアローではそのような工程を全て当社で担うため、調達業務の簡略化を図る事が出来ます。
また、他社を介さない一貫生産だからこそ出来る柔軟な納期調整やコストダウンにも期待できます。
設計
サンアローでは製品・金型・治工具の設計を全て内製化しており
製品の安定供給、短納期、コスト低減に繋げています。
ものづくり企業としての長い経験から培った知識を活かし、
製造の後工程まで考慮した細やかな設計が強みです。
また、設計における解析機器も保有しているため、
ものづくり企業としての経験×解析機器の活用
により生産過程で発生し得る設計の問題点を事前に解決します。
樹脂・ラバー・UV成形といった、一般的な成形技術の他に
基盤などの電子部品をシリコーンで封止する
”電子部品シリコーン封止”
高い耐久性とデザイン性を実現できる事が魅力の
”カバードシリコーン”
といった、当社独自の成形技術も有しております。
成形
加飾
成形品の見た目や質感を変える加飾技術の面においても、
蒸着・塗装・印刷・レーザー加工といった
様々な技術を有しております。
中でも、超薄型のシートに立体感のあるロゴや文字を
加飾等で再現する事が出来る複合技術（3D テクスチャー）は
共同で特許を取得したサンアローの独自技術であり、
様々な分野のお客様から関心を持って頂いています。
品質における不具合が発生した際には、速やかな原因分析と
お客様へのフィードバックが必要不可欠ですが、
そのようなアフターフォローの体制も整っています。
様々な評価・分析用の設備を自社で保有しているため、
各種環境試験や、信頼性試験を社内でスピーディーに対応出来る事が
お客様から信頼され続ける理由です。
品質管理
接着・接合
当社はシリコーンゴムと樹脂の接着技術確立によって、
1992年に世界特許を取得しております。
近年ではシリコーンゴム+樹脂だけではなく、
金属やガラス、基盤との接着・接合の実績も積んでいます。
樹脂×樹脂といった同系統の素材だけでなく、
多種多様な素材の接合・接着にも対応できるのが
サンアローならではの強みです。
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