EndoGel ( エンドゲル )はESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)POEM(経口内視鏡的筋層切開術)の手技に必要な臓器質感を忠実に再現し、人体に近い感覚でトレーニングを行う事が出来るキットです。本製品は新潟大学医歯学総合研究科消化器内科との共同開発により誕生し、2016年より販売を開始しました。設置や準備の手軽さをコンセプトにした本製品は、様々なハンズオントレーニングにて国内外問わず使用して頂いています。
Endogelの名前の由来はEndoscope(内視鏡)とGel(ゲル)の造語となっており、Polyvinyl alcohol(PVA)-hydroGelと呼ばれる樹脂が主成分となっています。サンアローが持つPVAをゲル化させるための配合・成形技術が製品に応用されています。
特徴
- ESD/POEMで行われるマーキング、局注、粘膜切開、粘膜下層剥離、筋層切開(POEM)、クリッピング等の一連の手技が人体と同様の感覚で行える。
- 内視鏡装置、ESD/POEMデバイス、高周波発生装置などが人体と同様の条件で使用できる。
- 非生体由来素材のため感染等のリスクがない。
EndoGel 製品内訳
① | EndoGel 本体 有効トレーニングエリア:125mm×75mm |
② | 対極板 |
③ | ホース(ダミーオーバーチューブ) |
④ | EndoGel固定用BOX(製品収納箱兼用) サイズ:145mm×145mm×210mm |
⑤ | ホース固定用BOX |
使用イメージ
内視鏡画像・サンプル動画
※動画提供 新潟大学消化器内科
※この製品は、新潟大学 消化器内科 との共同開発品です